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「石黒商店の歩み」~石黒辰夫氏・裕介氏に聞く~

  • 昭和25年頃、故・石黒勝元により縄の製造・販売業として「ナワヤ」を開業する。やがてパン、菓子、日用品を扱う雑貨屋へと営業移行していった。 当時はまだ決して多くない業界への移行により、ナワヤは地域の子供から大人まで、幅広い世代に愛される店舗となった。平成元年、石黒辰夫により「有限会社石黒商店」設立 ピロー包装機導入により、煎餅の包装業が主となる。 創業当時を振り返り辰夫氏は言う…。「タイミングと人に恵まれていた。」
  • きっかけは袋詰めの内職から。小包装が増え始めた時代背景を日常生活の中から感じ取り、ビジネスチャンスとしてとらえた。創業時、包装作業を専門とする業者は中部圏でも数える程度しかない事業。作業形態に対し、コストが合わず破談となる案件もしばしば。前例の少ない業界故の手探り状態の時期もあったが、菓子業界以外からもオファーがあり、石黒商店の成長を支えた。
  • 平成16年、石黒裕之が石黒商店 代表取締役に就任。 裕之は父、辰夫の不慮の怪我により勤め先を退社・事業の継続の意思を固める。また、辰夫の早くから経験させたい気持ちも重なり、異例とも言える20代前半での社長就任となった。当時について裕之は…。「迷いはありました。でも、それ以上に応援してくれる人がいました」と振り返る。
  • ここから石黒商店の2ndステージが始まる。 平成23年、えびを主要原料とした『変わり種えびせん』の開発に着手、そして平成26年、『是蔵』ブランド生まれた。是蔵ブランドの最大の魅力はノンフライ。練の技術は教わったものをどこにもない味わいを作り上げるためにさらに追及したもの。持ち前の包装技術が加わり、手ごたえある逸品が生まれた。「人のご縁には恵まれている。」
  • 対人が苦手な自分を克服するために始めたSNSや異業種交流会への参加。そこで驚くほど欲しいタイミングで欲しいご縁とめぐり会います。野菜や肉の生産者、観光関連事業者、販促プランナー…。 生産者さんとの思いが繋がった地元の味を詰め込んだ煎餅が、地域の観光土産やギフトとして。繋がった人々の思いが"是蔵のこころ"の一つにもなっている。「土」から「産」れると書いて土産。 愛知の素材と技術で地域を、三河を知ってもらうきっかけになれば…。愛知の素材と技術で、生産者さんと一緒に地域に貢献できれば…。裕之氏の眼差しは穏やかにも熱い。